効果的なウォーキング

 

平日や週末のウォーキングが既に習慣となって、歩くことに体が順応してきたら少しステップアップしてエクササイズウォーキングに挑戦すれば、カロリー消費は更に効率的なものになります。これなら通常のウォーキングよりも運動の負荷が強くなるので、ダイエットやシェイプアップを目指す方には最適となります。

 

エクササイズウォーキングは通常のウォーキングよりも歩幅を広くして、腕を大きく振りながら歩く速度を速める歩き方になります。通常のウォーキング速度はだいたい分速60~70mなのですが、エクササイズウォーキングでは分速90~100mが一般的な目安となります。

 

これを続けるためには、エクササイズウォーキングに適した正しいフォームを身につけることが基本となります。ポイントとなるのはキック力(推進力)を高めることで、通常のウォーキングが無理なく行えるようになったら、ステップアップとして是非チャレンジしてみてください。

 

エクササイズウォーキングのコツを説明します。まず腕の振り方ですが、肘を90度に曲げて通常のウォーキングよりもコンパクトに振ってください。足のキックの方法については、後ろ足に腰をのせるような感じで、片方の足を一歩前へ踏み込み、前に出した足に腰をのせて重心を前に押し出します。

 

この時重心が前に移動する力を利用して後ろ足の親指で地面を蹴ると一層力強くなります。歩幅は 通常のウォーキングより広くしますが、目安は通常のウォーキングの歩幅の20%アップで、身長の45%前後を目標にしてください。

 

これだと身長170cmの人なら歩幅は170cm×0.45=76.5cmとなります。呼吸法も重要です。速い速度で歩くエクササイズウォーキングでは、より多くの酸素を体内に入れるように息を吸う時間と吐く時間を長くするようにするのがポイントです。こうして体内に送られる酸素量を増やし、血液の循環を促進して脂肪の燃焼効果も高めます。